古い時代では戸建て住宅にはシャッター式のガレージを設けることが行われてきましたが、現在ではカーポートが主流になり、注文住宅を建てる方でも人気があります。ガレージとの大きな違いは、カーポートの場合は柱と屋根だけで構成されているので視界を遮断してしまうことがありません。ガレージを設置すると住宅内から見えない位置が出てしまうので、住宅全体をすっきりとさせる上でもカーポートは普及をしています。注文住宅であれば、最初からレイアウトを決めることができるので、カーポートに対しても自動車の出入りを簡単に行える位置にすることができます。
バックで駐車をすることが多いので、自宅の敷地内で転回できるスペースを設けるとより一層快適に使えます。ガレージの場合は4面が全て壁になることから固定資産税の対象になりますが、カーポートの場合は壁が無いことで固定資産税の対象外になるメリットもあります。積雪の少ない地域ではカーポートの屋根はポリカーボネートでUVカットが最適になり、施工する位置さえ間違わなければ洗練されたイメージの注文住宅を作り出せます。問題になることは駐車させることができる台数を合わせることをあげることができ、建築当初は夫と妻の2台分を確保したとしても、後にお子さんが自動車を購入することになると再リフォームが必要とされます。
この問題は最初から3台分以上を確保していれば解決することができますが、もしも土地面積が十分ではなく正面側に2台分しか確保できない場合、縦列駐車させるためのスペースを空けておく方法も効果的です。