注文住宅を建てることに決めたら、複数の会社から見積りを出してもらいます。面倒に感じて一社からしかもらわない場合、比較をすることができませんので正しい判断ができません。例えば相場とかけ離れた金額になっていても気づくことができず、オプション扱いとなっている部分が妥当なのかも分からないため、本当に信頼して任せて良い会社なのかを見極められないまま進めることになります。そうならないためにも、少なくとも3社程度から見積りをもらい、時間をかけて比較することが大切です。
最近では一括見積りを依頼できるようなサービスもあり、比較をするのは容易です。出そろった見積りをチェックすると、同じ条件で出してもらったにも関わらず費用には大きな差がありますし、項目もそれぞれ異なりますので単純に見極めることができません。注文住宅は全ての項目を含んだ金額で比較する必要があるため、あらかじめ条件を提示して全て含んだ金額を提示してもらうことが重要であり、同じ条件にすれば簡単に見比べることができます。打ち合わせでは注文住宅に対する要望をしっかりと伝えて、それが上手く伝わっているかも選ぶ時のポイントになります。
上手く伝わらない場合には聞き取りが上手くない可能性があり、詳細な話し合いをする時でも大事なことを聞き漏らすかもしれません。プランを確定する時には概算時よりも費用が多くなることがありますが、その増えた分の内訳も提示してもらう必要があります。